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金積立の手数料を比較|おすすめ5社の選び方と始め方【2026年】

梶原 由紀 / 更新:2026-06-20
金積立の手数料を比較|おすすめ5社の選び方と始め方【2026年】
金積立をどこで始めるか迷っている人が最初につまずくのは、たいてい手数料です。私も3社を並行運用していますが、買付手数料・売却手数料・年会費・現物受取手数料の4つを見れば、各社の差はほぼ説明がつきます。結論から言うと、売却まで含めたトータルコストで選ぶなら楽天証券かマネックス証券、まとめて積み立てるなら田中貴金属が有利です。
  • 楽天証券とマネックス証券の買付手数料は買付代金の1.65%(税込)、売却手数料は0円。
  • 田中貴金属の総合口座は積立額が月5万円以上で手数料率1.6%まで下がる。
  • 金積立のコストは「買付手数料・売却手数料・年会費・現物受取手数料」の4項目で比較すると差が見える。
  • 楽天証券は年会費無料・売却手数料無料で、現物受取は100gで5,500円(税込)。
  • 少額で気軽に始めたい人と、まとまった額を積む人で最適な会社は変わる。

金積立 手数料 比較の結論

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手数料だけで選ぶなら、売却手数料が0円の楽天証券かマネックス証券が無難です。

理由はシンプルで、金積立は最終的に「売る」か「現物で受け取る」かで出口を迎えるからです。買うときの手数料だけを見て決めると、売るときに思わぬ費用が乗ることがあります。

私が実際に口座を持っている中だと、楽天証券とマネックス証券はどちらも売却手数料がかかりません。買付は両社とも1.65%(税込)で横並びです。

一方、田中貴金属は積立額が増えるほど手数料率が下がる仕組みで、月5万円以上を積むなら1.6%まで落ちます。少額か大口かで答えが変わる、というのが正直なところです。

金積立 主要3社の手数料比較(税込)
各社公式の手数料ページより。買付手数料は積立時の料率。
会社買付手数料売却手数料年会費現物受取手数料(金)
楽天証券買付代金の1.65%0円無料100g:5,500円 / 500g:22,000円 / 1,000g:27,500円
マネックス証券約定代金の1.65%0円要確認要確認
田中貴金属(総合口座)月3千〜2.9万円帯で2.8%、3万〜4.9万円帯で2.2%、5万円以上で1.6%要確認要確認要確認
買付手数料が同じ1.65%でも、売却手数料・年会費・現物受取手数料で総額は変わります。出口(売る・受け取る)の費用まで確認してから口座を選んでください。

金積立とは?おすすめ業者5社を比較して始め方を解説【2026年】

金積立とは、毎月一定額または一定量の金を自動で買い付けて、少しずつ積み上げていく投資方法です。

金積立とは?おすすめ業者5社を比較して始め方を解説【2026年】

証券会社や貴金属商社に口座を作り、月々1,000円〜3,000円程度から始められます。買付手数料は会社によって違い、紹介記事では一般に1.5%〜3%程度と説明されています。

実際に各社を比べると、買付手数料の主流は1.65%(税込)です。楽天証券とマネックス証券がこの水準で、売却手数料は0円。田中貴金属は積立額に応じて1.6%〜2.8%と変動します。

金積立を始められる主要5社の特徴
手数料は各社公式ページ、特徴は公式・比較記事より整理。数値が確認できないものは要確認とした。
会社最低積立額買付手数料売却手数料特徴
楽天証券要確認1.65%(税込)0円楽天カード決済でポイント還元、年会費無料
SBI証券要確認要確認要確認ほぼ24時間取引可能
マネックス証券要確認1.65%(税込)0円米国株投資と組み合わせやすい
三菱マテリアル要確認要確認要確認地金メーカーの安心感
田中貴金属(総合口座)月3,000円5万円以上で1.6%要確認スポット購入は手数料無料

正直に言うと、5社すべてを横一線で比べるのは難しいです。公式に手数料率を明記しているところと、口座開設後でないと細かい数字が見えにくいところがあるためです。

だから私は「買付・売却・年会費・現物受取」の4項目が公開されている会社を優先しています。透明性そのものが、選ぶ理由になります。

金積立とは?仕組みをわかりやすく解説

金積立は、自分が決めた金額分の金を毎月自動で買い、業者が保管してくれる仕組みです。

買った金は手元に届くわけではありません。多くは消費寄託や特定保管というかたちで業者が預かり、必要なときに売却するか、現物で受け取ります。

楽天証券の場合、現物で受け取るには手数料がかかります。金は100gで5,500円、500gで22,000円、1,000gで27,500円(いずれも税込)です。受け取りまで考えるなら、この費用も頭に入れておきたいところ。

毎月一定額で金を買い付ける投資方法

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毎月一定額で金を買う方法を定額買付といい、価格が高い月は少なく、安い月は多く買えるのが特徴です。

この自動買付があるおかげで、相場を毎日見なくても積み立てが続きます。私が3社で運用していて一番ラクだと感じるのは、まさにこの「ほったらかしで続く」点です。

買付は1.65%(税込)の手数料が乗る会社が多いので、買う回数が増えるほどコストもじわじわ積み上がります。少額でも、料率は必ず確認しておくべきです。

定額買付と定量買付の2つの方法

金積立には、金額を固定する定額買付と、量を固定する定量買付の2つがあります。

定額買付と定量買付の2つの方法
定額買付と定量買付の違い
方式固定するもの向いている人
定額買付毎月の金額価格変動リスクを抑えたい人
定量買付毎月の購入量(g)一定ペースで現物を積みたい人

私のおすすめは定額買付です。理由は次の章のドルコスト平均法と直結します。

ドルコスト平均法でリスクを分散

ドルコスト平均法とは、毎月一定額を買い続けることで平均購入単価をならす手法です。

金の価格は日々動きます。高いときも安いときも同じ金額を買うので、結果として高値づかみを避けやすくなります。

ただし誤解しないでほしいのは、これは損をしない魔法ではないこと。価格が長く下がり続ければ評価額は減ります。あくまで「タイミングを当てに行かない」ための方法です。

金積立のメリット5つ|実物資産を少額から保有できる

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金積立の最大のメリットは、実物資産である金を月1,000円台の少額から保有できることです。

  • 月1,000円〜3,000円程度の少額から始められる。
  • ドルコスト平均法で価格変動リスクを抑えられる。
  • 金は実物資産で、価値がゼロになりにくい。
  • 業者が保管するため自宅での管理の手間がない。
  • 条件を満たせば現物の金として受け取れる。

このうち私が一番ありがたいと感じているのは保管の手間がないことです。地金を自宅に置くと盗難や保管場所の不安がつきまといますが、積立なら業者が預かってくれます。

月1,000円から始められる手軽さ

金積立は最低月1,000円〜3,000円程度から始められ、投資初心者でも踏み出しやすい金額設定です。

月1,000円から始められる手軽さ

田中貴金属の総合口座は月3,000円から積立可能です。証券会社では月1,000円から設定できるところもあります。

少額だからこそ、買付手数料の差が長期では効いてきます。月1,000円で1.65%なら毎回の手数料は十数円ですが、10年20年積めば無視できない額です。

価格変動リスクを抑えられる

毎月一定額の自動買付で購入時期を分散できるため、価格変動リスクを抑えられます。

一度に大金を投じると、買った直後に下落したときのダメージが大きくなります。積立なら買う時期がばらけるので、その怖さがやわらぎます。

短期で大きく儲ける方法ではありません。じっくり長く持つ前提の投資です。

実物資産として価値がゼロにならない

【純金積立】ゴールド投資、どれがいいの?比較してみますた (Part1)
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金は株式と違って発行体の倒産がなく、価値がゼロになりにくい実物資産です。

会社の株は破綻すれば紙くずになり得ますが、金そのものは世界中で価値が認められる実物です。だからインフルエや有事の備えとして買われます。

その代わり、金は配当も利息も生みません。持っているだけでは増えない資産だ、という点は正直に押さえておくべきです。

保管の手間がかからない

積み立てた金は業者が消費寄託や特定保管で預かるため、自宅で保管する手間や不安がありません。

保管の手間がかからない

自分で地金を買うと、保管場所と盗難リスクが常につきまといます。積立はそこを丸ごと業者に任せられるのが楽です。

ただし現物で受け取る段になると、楽天証券では金100gで5,500円(税込)といった受取手数料が発生します。預けている間の手間はかからない代わり、出すときに費用がかかる、と覚えておいてください。

金積立のデメリットは、買付手数料が比較的高めで配当・利息がないこと。短期で大きく儲ける投資ではなく、長期で実物資産を積む手段と割り切るのが現実的です。

よくある質問

金積立の手数料比較について、読者からよく聞かれる質問にまとめて答えます。

よくある質問

金積立 手数料 比較とは?
金積立にかかる費用を会社ごとに並べて比べることです。主に「買付手数料」「売却手数料」「年会費」「現物受取手数料」の4項目で比較します。楽天証券とマネックス証券は買付1.65%(税込)・売却0円、田中貴金属の総合口座は積立額に応じて1.6%〜2.8%です。
金積立 手数料 比較の費用は?
買付手数料は楽天証券・マネックス証券が買付代金の1.65%(税込)です。田中貴金属の総合口座は月3,000円〜2.9万円帯で2.8%、3万〜4.9万円帯で2.2%、5万円以上で1.6%。売却手数料は楽天証券・マネックス証券が0円です。現物受取は楽天証券で金100g:5,500円、500g:22,000円、1,000g:27,500円(いずれも税込)かかります。
金積立 手数料 比較の始め方は?
証券会社か貴金属商社の口座を開き、積立金額と買付方法を設定して自動引落を登録すれば始められます。口座開設前に、買付・売却・年会費・現物受取の4つの手数料を必ず確認してください。スポット購入を手数料無料にしている田中貴金属のような会社もあります。

最後に私の本音を一つ。手数料は確かに大事ですが、口座を開いても積み立てを続けなければ意味がありません。まず月1,000円でいいので、4項目の手数料が公開されている会社で始めてみてください。続けられるかどうかが、最初の関門です。

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梶原 由紀

元・大手証券会社の営業担当(勤務歴8年) ・ 個人でも金・プラチナ積立を3サービス並行運用中
金融実務歴10年

証券会社での勤務経験をもとに、金・プラチナ積立サービスを実際に複数口座で運用しながら、手数料や使い勝手を自ら検証して記事にしています。難しい金融知識よりも「どこで始めるか」「実際どうなのか」を正直に伝えることを大切にしています。

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